ラストキング・オブ・スコットランド [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, 吹き替え, 字幕付き, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | フォレスト・ウィテカー, ケヴィン・マクドナルド |
言語 | 日本語, 英語 |
稼働時間 | 2 時間 3 分 |
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商品の説明
商品紹介
本年度アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞
人間の狂気に迫るサスペンス・スリラー
<キャスト&スタッフ>
アミン…フォレスト・ウィテカー(立木文彦)
ニコラス…ジェームズ・マカヴォイ(島海浩輔)
ケイ…ケリー・ワシントン(林 真里花)
サラ…ジリアン・アンダーソン(日野 由利加)
監督:ケヴィン・マクドナルド
脚本:ピーター・モーガン/ジェレミー・ブロック
原作:ジャイルズ・フォーデン
●字幕翻訳:戸田奈津子 ●吹替翻訳:久保喜昭
<ストーリー>
スコットランドの医学校を卒業したニコラス・ギャリガンは、高い志を胸にウガンダのムガンボ村にある診療所へとやって来た。それはちょうど、軍事クーデターによってイディ・アミンが新大統領となった直後のことだった。ニコラスはアミンの演説を聞いて、そのカリスマ性に強く惹きつけられる。そして偶然にも、ケガをしたアミンを救ったことからアミンに気に入られ、彼の主治医に抜擢される。やがてアミンは主治医という以上の信頼をニコラスに寄せ、ニコラスもまたその期待に応えようとするのだが……。
<ポイント>
●本年度アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞 フォレスト・ウィテカー
●実在した人物、イディ・アミン大統領の真実に迫る衝撃フィクション
●原作「スコットランドの黒い王様」(新潮社刊)の映画化
<特典>
●ケヴィン・マクドナルド監督による音声解説
●未公開シーン集――監督による音声解説付き(計7種)
●ドキュメンタリー:イディ・アミンの実像
●フォレスト・ウィテカー:イディ・アミンを演じて
●キャスティング・セッション
●オリジナル劇場予告編
Amazonより
悪名高いウガンダの独裁者イディ・アミン役で、フォレスト・ウィテカーは『ラストキング・オブ・スコットランド』で忘れがたい演技を見せている。絶対的な権力が完全に腐敗したひどい事実を力強く描写、アミンの台頭と衰退の脚色を交えた年代記は、絶賛されたジャイルズ・フォーデンの小説(『スコットランドの黒い王様』)を原作にしている。この作品ではアミンの恐怖の独裁政治は、ニコラス・ギャリガン(ジェームズ・マカヴォイ)の視線を通じて描かれる。1970年代初頭にウガンダへやってきたスコットランドの医師で、アミンの主治医として仕えた人物だ。アウトサイダーとしての視線は、最初はアミンが用意周到に権力の座へと台頭したことに印象づけられるが、物語が進むにつれて、そして、ウィティカーのアカデミー賞受賞となった演技が真に迫るにつれて、『ラストキング・オブ・スコットランド』は独立国家ウガンダ(1962年までイギリスの植民地)が、いかにして大虐殺まで行うアミンの専制国家の温床となったかを、的確に検証するものに変わっていく。ウィテカー演じるアミンは、カリスマ性と恐ろしいほど破壊的な部分を兼ね備えており、ときには同時にその二面性が発揮されるほどだ。そしてマカヴォイはキャラクターの無邪気さという次第に光ってくる資質の悲劇的な代価を、効果的に伝えている。ケヴィン・マクドナルド監督(心に残るセミ・ドキュメンタリー『Into the Void』を作った)によるこの強烈に警鐘を鳴らす物語に、情報の早い視聴者たちは同じように実在の人物の真実を暴くドキュメンタリーでバーベット・シュローダーの『General Idi Amin Dada』も要チェックだと勧めている。本作品の裏づけのとれた詳細の大半の極めて重要なソースだ。(Jeff Shannon, Amazon.com)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語, 英語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 99 g
- EAN : 4988142575623
- 監督 : ケヴィン・マクドナルド
- メディア形式 : 色, ドルビー, 吹き替え, 字幕付き, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 3 分
- 発売日 : 2007/10/5
- 出演 : フォレスト・ウィテカー
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- ASIN : B000S5K4TE
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 65,835位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,207位外国のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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大統領を演じたフォレストだけでなく、同国に医師団として派遣され、後に大統領主治医となって圧政に関わる英国医師ニコラスを演じたジェームス・マカヴォイの好演が光り、ストーリーは迫真でスリリングな展開に加速していく。
気のいいカリスマ将軍が次第に大統領の絶対権力に溺れ、自己も国家も恐怖に支配されていく狂気。また、権力に吸い付く蚊にしか過ぎない己の小才を勘違いして災いをなす若手医師の未熟。二人に共通するのは植民地宗主国である英国や厳格な父親を見返したいと言う子供の様な欲望の膨張を抑えられない浅慮さだ。やはり議会や司法、家族や友人等の牽制が無い権力は長くは持たない。単独の権力は自己防衛本能だけが膨れ上がり、やがて内側から腐って破裂すると言う教訓が嫌と言うほど学べる。打ちひしがれたニコラスの哀れな姿は、先進諸国や現代人の驕りや無知なる実態を彷彿とさせる。
途中、かなり残虐なシーンもあり、単にアフリカの歴史を知りたいだけならお勧めしない。それでも、アミン元大統領の死後(2003年)とは言え、この問題作を手掛けた20世紀FOXの制作スタンスや、未だ記憶に新しい戦慄の歴史を国内撮影で映画化する事に参加したウガンダのスタッフやエキストラの辛くもひた向きな覚悟を知れば、我々も眼を背けることは出来まい。
このBlu-rayは鮮烈で生々しい本編映像のみならず、特典映像の「アミンの実像」が当時の映像を交えて克明に背景を教えてくれる。
難民や移民問題が世界的にも日本でも懸案となっている今こそ、出来るだけ多くの人に一度は見て欲しい渾身の問題作だ。
もっと映画に出て欲しい。
中盤から終盤にかけてのハラハラドキドキ感の盛り上がりがたまらない
それとなんと言ってもアミン大統領を演じたフォレストの演技が素晴らしい
迫力、怖さ、カリスマ性、画面からあふれ出ています
最高の歴史エンターテイメント映画でした
周りに災難を振りまき、結局最後には自分に、因果応報ですね
アミン将軍の愛人と出来てしまい、女の方は屠殺され、自分は逃げる羽目に
なんとか魔の手から脱出する話、怖いね独裁国家は、すぐ殺されちゃうから。
残虐者として悪評の噂高かったアミンを久しぶりに見た。アミンの風評は宗主国英国植え付けたものが大きいと思う。英国を排除しようとして、スコッツの若者をアミンは利用したところもある。
忘れてならないのは英国の植民地支配は現在も映画のとおりである。
特に“自分さがし”と称して、海外へその国の情勢もろくに知らぬまま出かけようとしている方がいたら必見だ。
これはひとえに、向こう見ずで冒険心に駆られる若者たちの軽率な行動に、警鐘を鳴らすものだからだ。
ウガンダのアミン大統領役に扮するのはフォレスト・ウィテカーだが、この役者さんの迫真の演技はスゴイ!!
アミンは疑心暗鬼に囚われた冷酷非情な独裁者というキャラなのだが、大規模な粛清を推し進める場面など、狂気の沙汰としか言いようがない。
最初から最後まで少しの歪みも感じられない、完成度の高い作品だ。